2013年07月29日

牛丼


吉野屋の牛丼です。並盛り280円

数年ぶりに牛丼を食べました。

やはり吉野屋の牛丼はうまいですね。
吉牛の牛丼はアメリカ産の牛肉のバラ肉(ショートプレート)を使ってこそその特徴が出せるのです。

狂牛病の関係で十年以上もアメリカ産の熟成牛の肉を食べることができませんでした。

実は「食品安全委員会」は科学的に検証したところ、対策さえしっかりしていれば
しっかりと育った牛でも安全である。と確認していました。
狂牛病の原因は明らかに「餌」にあったからです。

牛に牛の肉骨粉を食べさせればおかしくなるのは当然です。
その対策さえすれば食肉そのものは安全であるのです。
しかし、日本の政治家は違いました。「科学的」にではなく非科学的な「情緒的」に判断したのです。
科学を否定して「なんとなく~」を優先したのです。
そのために日本の食文化の一つである「吉野屋の牛丼」を低価格で食べることができなかったのです。

他店の牛丼は「オーストラリア」「メキシコ」「ニュージーランド」などの牛肉をつかっていました。
調味の仕方でどうにか低価格で食べさせていましたが、やはりもの足りない感じでした。

吉野屋の1号店は東京築地にありました。その店のキャッチコピーが「早い・安い・うまい」でした。
今、アメリカ産の熟成牛肉の輸入が解禁され本当の意味で日本のファストフーズが
復活したような気がします。

日本の大切な食文化である牛丼を低価格で維持するというのにも色々な苦労があるのです。

  

Posted by 越後OYAJI at 14:18Comments(0)