2018年12月18日

新潟市内コンビニ事情


新潟市内には多くのコンビニエンスストアがあります。

今年になってから市内のコンビニのほとんどが大手3社に収斂されたようです。
「セブンイレブン」「ローソン」「ファミリーマート」の3社です。

市内ではなんといってもセブンイレブンの店舗数が多かったです。
次ぎはローソンでファミマが続いていました。ファミマは新潟市内では最後発組です。

そして、サークルKサンクス、セーブオン、ヤマザキディリーストアなど結構多彩に店舗がありました。

しかし、2018年になってサークルKサンクスとセーブオンの店舗が無くなりました。
サークルKサンクスは「ファミリーマート」にセーブオンは「ローソン」に衣替えしました。

新潟市西区にあったサークルKの店舗閉店の様子です。


こんな挨拶文は寂しさを越えて、悲しくなってきます。。。。


コンビニ再編は元々の親会社の事情があります。
サークルKサンクスの大元で親会社であったのはスーパーマーケットを展開する「ユニー」でした。
ユニーは「アピタ」なども展開しています。
しかし、本業が難しくなったので子会社を整理せざるをえなくなったのです。

セーブオンの親会社は「べイシア」です。
セーブオンはローソンに変わりましたがローソンに吸収合併されたわけではありません。
べイシアはセーブオンブランドを維持できなくなったのだと思います。
それでローソンのフランチャイズに加盟したのです。セーブオンの経営権はべイシアが持ち
フランチャイザーとしてローソンに変えたのです。しかし、実質的にセーブオンはなくなりました。

小売業界は厳しい状況が続いています。それは日本政府の経済政策である「アベノミクス」が
間違っているからです。最終消費者である弱い者達に優しい政策ではないからです。
首相は株価があがって経済が好調だ。などと言っていますが、実は株は日本銀行が買い支えて
いるだけで世界中の投資家が日本にお金を投じているわけではありません。
また円安も日銀主導で輸出では良いのですが生活に密着する輸入品は割高になっています。
こういう状況で収入が増えず、支出が増えれば消費が厳しくなり小売業界は悲鳴ものです。

イオンの岡田社長が政府を批判して「デフレからの脱出などいうのはイリュージュン(幻想)だった」
と言ったことがありました。本当にそうだと思います。

一部の方だけが得をして儲かるのが資本主義です。
自民党は資本主義政党ですから当然です。
しかし、歴代の自民党政治では社会主義経済の部分も取り入れてバランスを取っていました。
それがなくなったのが「アベノミクス」の正体です。

生き残るために各社は色々に工夫して合従連携を繰り返しています。

さて新潟市内のコンビニはほとんど「セブンイレブン」「ローソン」「ファミマ」になってしまいました。
消費者としては選択肢が減ってしまい、つまらなくなってしまいました。
数年はこのままの状況が続くでしょう。。。。

越後OJIJI的にはセーブオンが復活してくれると良いのになぁ~。。。。と思っています。
セーブオンの商品構成は他のコンビニと違い、安くて面白い商品群が多かったのです。

選択肢の無いコンビニなんてつまらないですよね。。。。

えちごおやじ 越後OYAJI 越後おやじ 越後親爺 エチゴオヤジ ECHIGO OYAJI  えちごOYAJI 



  

Posted by 越後OYAJI at 11:18Comments(2)