2021年08月31日

レジ袋から環境問題を考えてみる。


2021年8月31日です。

8月最後の日です。

8月は夏休みであり、お盆などの行事があり、今年はオリンピック、パラリンピックが
ある、とても充実した月でした。

と書きたいところですが、新型コロナウィルスのパンデミックで、さんざんな8月でした。

比較的感染しにくい。とされた子供や若者たちにも感染が広がり世の中大変なことになっています。

今回の新型コロナウィルスの正式名は「Sars Cov-2」です。
つまりこのウィルスはSarsウィルスなのです。
Sarsとは「重症急性呼吸器症候群」のアルファベットの頭文字をとったものです。
サーズウィルスはどんな症状を引き起こすかというと「息ができなくなる」ということです。
急激に呼吸がしにくくなりすぐに重症化するということです。

そしてこのパンデミックを収めるためには「人と人が接触しない」ということが最も大切なことです。
つまり人流の抑制と言われていることを実践するしかないのです。
飛沫感染するのですから、人に近づかないというのが感染しない最も良い方法であるのです。

しかし、生活するうえでは「人と完全に接触しない」というのは不可能です。

食べることに命をかけている越後ojijiなどは買い物もしなければなりませんし(笑)
どこかの飲食店を利用しなければ生きていけないのです。

本日のお昼用に用意した食事です。



かつやの「かつどん」と丸亀製麺の「うどん弁当」です。


ここで注目してもらいたいのが「持ち帰り用の袋です」

世の中はレジ袋を有料化してレジ袋の利用度を下げて良い環境を作ろうとしています。
しかし、飲食店では「持ちかえり用」の袋を無料でつけています。

スーパーやコンビニなどでは有料なのに、何故・なぜ・ナゼ❔飲食店の袋は無料なの❔

レジ袋と言われる袋は石油由来の化学物質でできています。
このレジ袋の存在が環境問題化されたのです。
化学物質ですから自然環境では分解しませんし、川を通じて海に流れ込み、
海洋生物が食べ物と間違えて飲み込み、死んでしまう。という悲しいことも起きていました。
こんなことが続けば世界中の環境崩壊につながる。ということで大問題になり、
所謂レジ袋がやり玉にあげられたのです。
数年前からレジ袋の無料配布をやめて有料化したのです。
それでレジ袋の利用頻度が減ることを目論んだのです。

が実際はどうでしょう。
スーパーでは結構有料のレジ袋を買っている人がいます。
ゴミステーションには未だにレジ袋にゴミを入れてから
排出用の黄色い袋にいれている光景を多く見ます。

またスーパーやコンビニの傘袋いれにレジ袋を捨てている光景もよく見ます。

以前よりは少し改善されているとは言え、まだ多くのレジ袋が街中の環境中に捨てられています。
それが分解されずに海にまで流れれば元と同じことです。

スーパーやコンビニでのレジ袋有料化はけっして環境問題の解決につながっていないのです。
そこを理解したいものです。

しかし、消費者庁や環境省によればレジ袋でも自然分解する有機成分を25%以上含む
レジ袋は無料で配布してもよい。ということになっています。

上記の写真にのっている「かつや」や「丸亀製麺」の持ち帰り袋はこの環境基準を満たしているのです。

ではスーパーやコンビニで販売しているレジ袋はどうなっているでしょう❔

有料化している以上、有機成分を25%以上含むものを販売していない、ということです。
そして企業によってはレジ袋を販売した利益は環境団体に寄付します。と謳っています。

何故こんな偽善的なことをするのでしょう。
消費者をバカにしていると思ってしまいます。

寄付などしないで環境にやさしいレジ袋を無料配布するか、
絶対に利益が出るのだから、しっかりと利益を出して働く人たちに分配するべきです。

偽善的なことをするのは却って人々の心を傷つけるし環境問題の解決にもなりません。

また飲食店でも環境に配慮したレジ袋を用意せず有料にしているところもあります。
新潟市内でもある中華系のチェーン店ではレジ袋有料でした。
餃子と炒飯と中華丼を買ったのですが、袋をつけてくれませんでした。
買い物袋(エコバック)を持っていなかったので袋も買いました。
なんかとても不愉快でした。二度とその店で持ち帰りを買わないと心に誓ったものでした。

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Posted by 越後OYAJI at 15:10Comments(0)

2021年08月31日

政治不信・政治家不信・・・


政治不信が続いています。

政治になんて頼っていられない。

そあいう本音が国民から聞こえています。

政治不信は行政への不信と不満にも繋がっています。

この悪い循環を断ち切らねば、と思っている越後ojijiです。

このところの報道各社の世論調査の結果です。

内閣支持率が20%台に落ち込んでいます。
NHKの調査で29%。朝日新聞などではもう少し低い数字が出ています。
自民党政権に近い報道をする読売新聞や産経新聞でも30%~31%の支持率です。
逆に不支持率が60%~70%と高くなっています。

内閣支持率が落ちたのは当然で長引く新型コロナウィルス対策が滞っているからです。
さらに国民には自粛という我慢を強いて、
国策では国をまたぐオリンピックやパラリンピックを開催しているからです。

専門家の意見などには全くと言っていいほど耳を傾けず、
政治的思惑だけで事を進めようとするとこうなるのは必然です。

当然政党としての自民党の支持も落ちていますが、
その分野党の支持が上がったわけではありません。

国民のだれも自民党政権を見限って野党による政権交代に期待などしていないのです。

政権与党にも政権交代可能な野党にも期待しない。
この状況こそが「政治不信」そのものなのです。

政府は行政の大元締めです。そこへの不信は当然すべての行政機関への不信に繋がります。
国・都府県・市町村、、そんな末端の行政にも不信感を作ってしまうのが政府のありかたです。

政治家不信という点では
名古屋市の「河村たかし」市長でしょうか。。。。(笑)・・・・
金メダルをかじったことに大きなブーイングが起こりました。
このパンデミックの世の中でなかったり、人々が穏やかに生活できる状況の時であれば
あんな「大事件」にはならなかったのではと想像しています。

何かに不満をぶつけなければ「やってられないわい・・・」
という感情爆発が河村氏への攻撃になったと思います。
確かに河村氏の行動は軽率でした。アスリートに対する敬意が感じられない。
とする批判はもっともなことである。と思います。
河村氏ばかりでは無く、選挙で選ばれる多くの人達は自らの問題として
考えてほしいものです。

こんな中で10月には総選挙が行われます。
当然考えられるのが投票率の低下です。
選挙によって政治が変えられるのですが、多くの国民はそれに期待しないでしょう。
政治不信・政治家不信を招いたのは「選挙で選ばれた当事者たち」です。
今一度自らは「政治家」にふさわしいのか・・・と考えて次の選挙に臨んでもらいたいものです。

政治がどうあろうと新型コロナウィルスのパンデミックであろうと・・・
滔々と流れる信濃川です。


政治・政治家不信にあえぐ、国民の心の中にこんな絵が見えているかもしれません。


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Posted by 越後OYAJI at 13:58Comments(0)

2021年08月26日

ストレスたまりますよね。


コロナ禍での外出自粛。

県境をまたぐ行動の自粛。

飲食店の時短営業で飲食機会の減。

病院には近づけないし、映画やパチンコなどの遊興も自粛気味。

日帰り温泉や新潟市内や新潟市近郊の入浴施設も利用しにくい。

自粛・自粛・自粛・自粛・自粛・自粛・自粛・自粛・

ほんと自粛疲れです。

越後ojijiは「おじじ」なのでさらに行動や活動が制限されています。

ストレスでお腹がいっぱいになるくらいです(笑)

でも食べることだけが楽しみのojijiは、それなりに「食」を楽しんでいます。

そんな越後ojijiが最近食べたものを集めてみました。


新潟タレカツ丼(新潟市中央区ふるまち「とんかつ太郎」)
とんかつ太郎の4枚カツ丼です。
もうすこし若かった頃は5~6枚のタレカツを平気で食べたものですが
最近はこの量が適切であるようです(笑)


だるま家(新潟市東区竹尾)
新潟濃厚豚骨醤油ラーメンの代表的存在であるだるま家の「だるまラーメン」です。


グリルキャンプの「焼肉」(新潟市東区)
焼肉と言えば「スタミナ太郎」の焼肉が大好きでこのブログでも何度もとりあげました。
新潟市内にすたみな太郎がなくなり最近はこのお店の焼肉を楽しんでいます。


大谷寿司の「にぎり定食」(新潟市中央区)
中央区にある大谷寿司の「握りずし定食」です。
すごいボリュームです。とても昼定食とは思えない最高レベルの定食です。
とても人気があり、常時満席で運がよくなければこの定食を食べることはできません(笑)
宝くじに当たるくらいの確立かな?(笑)


しゃがらのラーメン(新潟市東区大形)
こちらも新潟濃厚豚骨ラーメンのお店です。
自家製麺なので麺が美味しい店です。
このプログでも何度も取り上げています。
濃厚豚骨なのですが意外にしつこくなく最後まで美味しく食べることができます。
また麺の大盛10円特盛20円というのは麺好きには嬉しいサービスです。


竹徳寿司の「にぎりランチ」(新潟市東区)
お昼のサービス定食です。並寿司の1.5倍くらいのボリュームです。


自粛・自粛・・・・・
暑い・暑い・暑い・・・
と思っているうちに稲はどんどん育ちました。
お盆が過ぎたので「極早生」の新米がスーパーの店頭の並びはじめました。


ご覧の通り「濃~い食事」ばかりをしている越後ojijiです。
そして少し落ち着いたとは言え相変わらず大食いです(>_<)

食べすぎは体に害がある。それは十分承知しているのですが
このストレス満杯の状態では食べてストレス発散するしかないようです!(^^)!

読者の皆様、まだまだ暑いですし、新型コロナウィルスは蔓延しています。
鬱々とした日々が続きますが、どうぞご自愛ください。
そしてそれぞれのやり方でストレス発散をしてください。

今回のブログは結局は新潟食の紹介記事になりました。
越後新潟はおいしいものの宝庫です。
越後新潟良い処。。。。。

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Posted by 越後OYAJI at 21:24Comments(0)

2021年08月03日

恐ろしい「食中毒」


暑中お見舞い申し上げます。
連日暑い日が続いています。
このブログの読者の皆様、いかがお過ごしでしょうか?



この暑い日々が続く日本で恐ろしい食中毒が発生しました。

一つは6月に富山県で集団発生した「給食用牛乳」を原因とする食中毒です。
1800人以上の子供や関係者が食中毒症状を呈しました。

原因になった「食中毒菌」がほぼ確定したそうです。

それは「下痢原生大腸菌」と言います。
 国立医薬品食品衛生研究所(川崎市)が牛乳と患者の便を調べ、
同じ遺伝子型の大腸菌が検出されました。
これまでに確認されていなかった型といい、同研究所が調査を続けています。

そうなんです。この型の大腸菌はいままで確認されていない「食中毒をおこす細菌」なのです。
国立医薬品食品衛生研究所はさらに詳しい知見を得るべき研究を続けています。

いままで聞いたことのない原因菌ですので一刻も早い情報が欲しいところです。

以下関連の記事を転載します。参考にしてください。
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★給食の牛乳で小中学生ら1896人食中毒
原因物質「下痢原生大腸菌」と推定 温度センサー等正常作動せず

【富山テレビ7/28(水) 19:59配信】
富山市保健所による専門家会議が28日開かれ、
先月、富山市の小中学校などで起きた牛乳による集団食中毒の原因は
「下痢原性大腸菌」と推定されると報告されました。

会議では、国立医薬品食品衛生研究所の調査結果が報告され、
患者の検便や牛乳から同じ型の大腸菌が検出されたことから、
原因は「下痢原性大腸菌」と推定されるとしました。

これは、製造過程で温度センサーなど複数の機器が
正常に作動していなかったことが主な要因で、
これまでに機器の修理や設備の洗浄消毒などが行われ、
市保健所では「安全が担保された」として業者に対する営業禁止処分を来月上旬に解除する方針です。

なお、この集団食中毒では、最終的な患者数は1896人にのぼっています。

下痢原性大腸菌が原因 国内初か 富山の牛乳食中毒 市保健所

【北國新聞社7/28(水) 】
 6月、富山市内の小中学校や保育施設で発生した食中毒で、
市保健所は28日、牛乳に含まれていた下痢原性大腸菌が原因とみられると報告した。
下痢原性の大腸菌による集団食中毒はこれまで記録がなく、国内初とみられる
 国や県の研究機関での解析により、患者の検便と食中毒の原因となった牛乳の両方から、
同じ型の大腸菌が検出された。牛乳を製造した業者の製造機器が故障し、
殺菌する際の温度が十分に上がっていなかったことなどが原因とみられる。
 28日、保健所で専門家会議が開かれた。発症者は中間報告より684人増えて、1896人と報告された。
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ずいぶん前の話になるが、
札幌で白菜を原因食材とする食中毒が発生して大騒ぎになったことがありました。
その時に食中毒を出した会社の社長は
「社員、従業員」は一生懸命掃除をしたり機械の清掃をしています。
食中毒を出して申し訳ないが、普段の衛生管理状況から今回の事件は信じられない。
と言っていました。
しかし、保健所や関連の専門家が調査したところ衛生的な不備が随所にみられ、
決して衛生的な環境で製造されていなかったことが判明しました。

今回も牛乳会社の社長が前記と同じことを言っていました。しかし、結果として1800人もの
「お腹が痛い」という人をだしてしまったのです。

日頃の漫然とした作業が結果的に多くの被害者を出したのです。

この事件は多くの食品企業が存在する新潟県では「よそごと」ではありません。
自らの問題としてしっかりと受け止めたいと思います。

二つ目は
もっと恐ろしい食中毒も発生しました。
ボツリヌス食中毒が発生しました。
越後ojijiが記憶しているところでは1984年(昭和59年)に九州で起きた
ボツリヌス菌が原因でボツリヌス毒素による死者が出た事件以来のことだと思います。
以下関連記事です。
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★熊本県:山鹿市、白米か総菜原因か、家族4人がボツリヌス食中毒 

【熊本日日新聞7/30(金) 】

 熊本県は29日、山鹿市の家族4人がボツリヌス毒素による食中毒を発症したと発表した。
40代の夫婦が呼吸困難で入院中で、10代と10歳未満の子ども2人は回復した。
県内のボツリヌス症発生は2012年以来。
 県によると、夫婦は17日、物が二重に見える複視や、ろれつが回らなくなる言語障害が現れ、
医療機関を受診。19日には子ども2人にも脱力感などの症状が出た。

 県保健環境科学研究所(宇土市)が4人の血清や便を検査し、
ボツリヌス毒素を検出したことから、29日に食中毒と断定。
県は、4人が16日に自宅で食べた白米か市販の総菜が原因とみている。

 ボツリヌス症は、ボツリヌス菌が出す毒素で筋肉のまひなどが起こり、
重症化すれば死亡する場合もある。
1984年には辛子れんこんのボツリヌス菌中毒事件が発生し、全国で11人が死亡した。
 ボツリヌス菌は土壌や水に広く存在し、毒性をなくすには食材をよく加熱する必要がある。
酸素が少ない密閉状態で増殖するため、
県健康危機管理課は
「食材を入れた真空パックが膨張している場合は食べずに捨ててほしい」と注意を呼び掛けている。

真空パックでも注意を ボツリヌス菌による食中毒

【KAB熊本朝日放送7/30(金) 】

熊本県は山鹿市でボツリヌス菌による食中毒が発生したと発表し注意を呼び掛けています。
県によりますと今月17日に山鹿市の40代の夫婦に言語障害や呼吸困難などの症状が現れ、
19日には子ども2人も発症しました。
夫婦は人工呼吸器が必要な状態で、今も入院中です。
16日に食べた白米、もしくは真空パックの総菜が原因である可能性があるということです。
県は密封された食品でも常温で放置するとボツリヌス菌が増殖するため袋が膨張していたり
異臭がする場合は絶対に食べないようにと呼びかけています。
ボツリヌス菌をめぐっては1984年に、辛子れんこんによる食中毒で全国で11人が亡くなっています。

熊本県:山鹿市の家族、ボツリヌス毒素による食中毒 人工呼吸器も 
【KKT熊本県民テレビ7/29(木)】

ボツリヌス毒素による食中毒で2人が入院し、呼吸困難の症状も出ている。
県によると7月17日、山鹿市の40代夫婦に言語障害などの症状が現れ、
その後呼吸困難になったという。また2人の息子も息苦しさなどの症状を訴えた。
その後子ども2人は症状が回復したが、夫婦は今も入院中で人工呼吸器を着けているという。

山鹿保健所では、家族4人のうち2人の血液と3人の便からボツリヌス毒素が検出されたことから
ボツリヌス毒素による食中毒と断定した。今月16日の夕食が原因と推定されている。

県内でボツリヌス菌の食中毒が発生したのは
1984年に患者36人のうち11人が死亡したからしレンコン食中毒以来。
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ボツリヌス菌による食中毒はあまりにも専門的すぎて越後ojijiには良く理解できません。
厚生労働省や消費者庁が注意喚起していますので関係者は以下を読んでください。

https://www.facebook.com/mhlw.japan/posts/6290104701030460

https://www.facebook.com/940720439368749/posts/4094243170683111/?d=n

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/dl/leaflet_241105_01.pdf

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/dl/leaflet_241105_02.pdf

食中毒はちょっとした油断から起こります。

気温が35℃を超える日が続いています。体力も弱っています。
こんな時に食中毒菌やウィルスが体内に入ると発症しやすくなります。
充分に注意したいものです。

そして食中毒予防の「三原則」を今一度再確認しましょう。
食中毒菌を
「つけない」「ふやさない」「やっつける」です。

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Posted by 越後OYAJI at 13:13Comments(0)