2013年11月21日
冬瓜(とうがん)
冬瓜です。
畑でごろごろしていました。
冬瓜という野菜は何とも従順な食材でして、決して自己主張をしません。
美味しい出汁やスープを含ませて、その脇役になってはじめて真価を発揮し「主役」に化けます。
惣菜としては挽肉を使った「そぼろ餡かけ」などがポピュラーです。
終戦直後までは新潟刑務所は現在の中央区西大畑の「西大畑公園」のところにありました。
刑務所の隣が現在でも高級料亭である「行形亭」です。
刑務所と行形亭の間を「地獄極楽小路」と言います。
「囚人」の食事としてよく「冬瓜」が用いられたそうです。その当時に刑務所の「ご用八百屋」で
丁稚さんをしていた方が笑い話でよく話を聞かせてくださいました。
その方が刑務所に配達にいくと「囚人達」が「おい八百屋、また冬瓜か? もっとうまい物をもってこい」
といつもからかわれていたそうです。
現在の刑務所のシステムと違っていたのでこんなのんびりとしたことがあったのだと思います。
冬瓜からとんでもない話に・・・・・・
Posted by 越後OYAJI at 13:19│Comments(0)