2015年07月05日

くさふぐ


新潟海岸の突堤では釣りを楽しんでいる方が多くいます。
この時期だと「鯵」や「スズキ」「イナダ」などが釣れるようです。

しかし、一番釣れるのがこの「くさふぐ」です。
勿論フグ科の魚類ですから「毒」があります。絶対に食べることはできません。
それ故に釣り人の皆さんは捨てていくのです。突堤にそのまま捨てていくのです。
マナーも何もありません。この暑い時期です。当然腐敗します。そういうことも考えるべきです。

鳥も毒があるのを知っているのでしょうか? 海鳥もカラスなどもこの魚は食べないようです。

毎年、スーパーや魚屋で「豆あじ」を販売する季節です。豆あじの中にこの「くさふぐ」が
混じっていて、商品の回収騒ぎがおきます。このブログをご覧の全国の皆様も
基本的な知識を持っていただき、こんなものが混じっていないかを確かめた上で
スーパーでの買い物をしてください。

突堤に捨ててある「くさふぐ」です。
くさふぐ

フグは専門の知識と技術のある人が「徐毒」したものしか食べることはできません。
素人が調理することは絶対に不可能です。絶対にしないでください。
また「養殖したふぐは安全なので毒が含まれているところも大丈夫」というバカな説があります。
それを信じて「養殖フグの肝」や「養殖フグの卵巣」などを食べて事故が起こっています。
科学的に「安全」ということが証明できないのです。養殖ふぐであっても完全に徐毒されたものしか
口にしてはいけません。ふぐのことを「てっぽう」と言います。これは当たると「死ぬから」です。

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Posted by 越後OYAJI at 07:14│Comments(0)
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