2016年03月29日


真っ直ぐな農道です。

向こう側は弥彦山と角田山です。

写真を撮っていても気持ちが良いです。

道

「道」という映画をご存知ですか?

イタリア映画です。

ジェルソミーナというちょっと頭の弱い女性が主人公の映画です。
人が良く、誰かの為に涙する女性。自らを捨てて他者の為に生きる。
そんな姿が「聖女」と重なる。
ヨーロッパキリスト教の影響をまともに受けた作品となっている。

越後OYAJIはこの映画を観たことはありません。
しかし、尊敬して大好きな作家である遠藤周作がその作品の中で
何度もジェルソミーナという女性の名前を出している。
私の心に響いてくるのが「道=ジェルソミーナ」なのです。

何度読んでも涙なくして読み終えることができない、遠藤周作の純文学作品で
「わたしが・すてた・おんな」という小説があります。
その作品の主人公「ミツ」とこのジェルソミーナが重なるというのは
遠藤周作本人がこの作品にジェルソミーナを投影しているからでしょう。

真っ直ぐな越後平野の農道。道。そこからキリストの生き方の象徴を描く映画。
色々な想像が膨らむ一枚の写真。

えちごおやじ 越後OYAJI 越後おやじ 越後親爺 エチゴオヤジ ECHIGO OYAJI  えちごOYAJI 



Posted by 越後OYAJI at 07:54│Comments(3)
この記事へのコメント
私は「道」すきです。偶然なんどか観ています。
だれか忘れたけれど、スケート選手の音楽にも使われてたことがありますよ。古きよき時代を感じてしまいます。
Posted by わかばかんわかばかん at 2016年03月29日 14:41
そうですか映画「道」を観たことがあるのですか。
多分映画はDVDになっているだろうからレンタルで借りることが
できるでしょう。私も観たいと思います。
しかし、私は泣いてしまって最後までみることができないかもしれません。意外かもしれませんが越後OYAJIはナイーブなのですよ。
Posted by 越後OYAJI越後OYAJI at 2016年03月29日 21:39
道はDVDになるほど知名度あるの?知らなかった。
道について人と語るのは初めてです。
道すきだけど、やっぱ禁じられた遊びが一番だな。どっちが古いですか?
昔の質だから画像が荒いというか暗いし、ガサガサだよね。
DVD化されてるとなると少しは画像修正してあるのかな。
*越後OUAJIさんがナイーブなのは文面から時々伝わってますよ。
「あさが来た」みて時々泣いてましたか?今週で終わりだね。
Posted by わかばかんわかばかん at 2016年03月30日 10:47
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