2018年08月27日

さよなら! レインボータワー


新潟市中央区の万代地区に聳え立っていたレインボータワーがついに取り壊されます。

さすがに万代シテイの且つ新潟市のシンボルです。
本日、解体に当たっての安全を祈願して神事が行われました。

これから解体の為に足場を築いて、上から順に壊していき11月には完全になくなるのです。

夕焼け雲に囲まれるレインボータワーです。


昭和45年に万代シテイが開業した時に同時に営業を始めたレインボータワー。
2011年の東日本大震災があった日から止まっていました。
耐震性に問題がある、ということでした。
また老朽化も進んでいて安全性ばかりではなく、存在の魅力も低下していました。
運営に当たっている新潟交通㈱の経営姿勢にも大きな問題がありました。
万代シテイに人を集めるための施設なのにお客やテナントで活躍する"人"を見ない
自己利益だけの経営に走ったために新潟一の繁華街と言われる万代地区に魅力が
無くなったのです。「街の魅力」は「人の魅力」です。
その街で生きている「人の魅力」が「街の魅力」そのものなのです。
それを見定めることができなかってた新潟交通の経営姿勢の失敗がシンボルの撤去という
恐ろしい事態になったということです。

新潟交通㈱は今後色々な事業の見直しをしていくことでしょう。
BRTに象徴される本業のバス事業の失敗が大きく経営に影響しています。

シルバーホテルビルの「三越エレガンス」があった場所は後継テナントとして新潟ALTAに
生まれ変わりました。その新潟ALTAもテナント撤退です。

シルバーボウルがあったビルが解体され新しいビルに生まれ変わり
NGT48劇場が入るファッションビルに生まれ変わったのは記憶に新しいものがあります。
あの場所は元々新潟交通㈱の資産でした。経営が苦しい新潟交通はそれを三井地所に売って
バランスシートを良く見せかけ、糊口をしのいできました。
また新潟伊勢丹がある場所も新潟交通㈱の土地です。
建物を建てて新潟伊勢丹に賃貸ししていました。
それも過去に伊勢丹に売却したのです。そうやってそうやって糊口をしのできたのです。
経営としては失敗ですよね。持っているものを切り売りして生きていく、まさに「田分け=たわけ」です。

街の魅力は人の魅力=街の中で生きていく人の魅力。
それに未だに気がついていない新潟交通㈱が今後箱物をいくらきれいにしても
街の魅力がアップして県・市内外から多くの人を集めることができるとは到底思えません。

レインボータワーの撤去。というシンボル的で且つショッキングな出来事を通じて
新潟の企業経営者の姿勢の失敗を今一度問いたいものです。

東京に行くと、どこからでもスカイツリーが見えます。また東京タワーもシンボル的です。
レインボータワーも新潟のとこからでも見えました。まさに新潟のシンボルでした。

新潟市にも高い建物ができて、市内を一望できる場所が多くなりました。
朱鷺メッセの万代島ビルの31階展望室、県庁の展望室、ネクスト21ビル
新潟日報のメディアシップビル。など良い景色を堪能できる場所が新潟にはあります。

しかし、レインボータワーからの眺望は別格でした。
能力の無い新潟交通㈱に頼るのでは無く、市民目線で「回転室付き展望塔」は必要だと思います。
日本海タワーも無くなった新潟でさらにレインボータワーが無くなると、
新潟市という街のシンボルが消える。と思うからです。
何らかの方法で新潟に高い塔を再建させるべきと思います。
そのことに一生懸命になる"市民=面白い人"が出てきてこそ新潟が面白い街になり
その面白い人=魅力的な人の下に多くの人が集まることでしょう。

万代シテイの正式名は「シテイ」です。「シティ」ではありません。
万代シテイを作り、レインボータワーを造った元社長の中野進氏が名付けました。
「シテイ」とは街の中の街。人が喜びと共に集う街=魅力ある街。ということでつけたそうです。
シテイの表記はロンドンのシテイから採ったそうで創設者の強い思い入れが感じられます。
中野進氏という方は新潟を代表するおもろい男の一人でした。
経営者としての資質をとやかく言う輩がいましたが、とてもとても魅力あるかたです。
現在新潟交通㈱の経営からは退いていますが、こんな男がいたから新潟に魅力があった
のだと思います。また彼の下に多くの人が集まったのだと思います。

レインボータワーの撤去という問題から新潟を今後どのような魅力ある街に変えていくか、
ということを考えてきました。人を育てることです。ただただその一点です。

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Posted by 越後OYAJI at 23:25│Comments(0)
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