越後OYAJIの「ECHIGO良い処」

2024年5月5日(日)[祝]こどもの日

　　　[こどもの日]

本日5月5日「こどもの日」

こどもの日とは「国民の祝日に関する法律」によると

☆こどもの日☆　
五月五日　こどもの人格を重んじ、
こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日

そう定められています。

子供の人格と幸福は昭和26年に制定された
「児童憲章」で保障されている日本国民の権利です。

「児童憲章」少し長いですが引用します。

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児童憲章
制定日：昭和26年5月5日

われらは、日本国憲法の精神にしたがい、
児童に対する正しい観念を確立し、
すべての児童の幸福をはかるために、この憲章を定める。

児童は、人として尊ばれる。

児童は、社会の一員として重んぜられる。

児童は、よい環境の中で育てられる。


一　すべての児童は、心身ともに健やかにうまれ
　　育てられ、その生活を保障される。

二　すべての児童は、家庭で、正しい愛情と知識と技術を
　　もつて育てられ、家庭に恵まれない児童には、
　　これにかわる環境が与えられる。

三　すべての児童は、適当な栄養と住居と被服が与えられ
　　また、疾病と災害からまもられる。

四　すべての児童は、個性と能力に応じて教育され、
　　社会の一員としての責任を自主的に果たすように、
　　みちびかれる。

五　すべての児童は、自然を愛し、
　　科学と芸術を尊ぶようにみちびかれ、
　　また、道徳的心情がつちかわれる。

六　すべての児童は、就学のみちを確保され、
　　また、十分に整つた教育の施設を用意される。

七　すべての児童は、職業指導を受ける機会が与えられる

八　すべての児童は、その労働において、
　　心身の発育が阻害されず、教育を受ける機会が
　　失われず、また、児童としての生活が
　　さまたげられないように、十分に保護される。

九　すべての児童は、よい遊び場と文化財を用意され　
　　悪い環境からまもられる。

十　すべての児童は、虐待・酷使・放任
　　その他不当な取扱からまもられる。
　　あやまちをおかした児童は、適切に保護指導される

十一すべての児童は、身体が不自由な場合、
　　または精神の機能が不充分な場合に、
　　適切な治療と教育と保護が与えられる。

十二すべての児童は、愛とまことによつて結ばれ、
　　よい国民として人類の平和と文化に貢献するように
　　みちびかれる。
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尚、本日は「端午の節句」ですが、「端午の節句」と
「こどもの日」は何の関係もありません。
共通しているのはこどもの健やかな成長を願うという
ことでしょうか(^o^)

児童憲章が制定されたのは昭和26年です。
新憲法が制定され、戦前・戦中の反省の上で
定められたのが児童憲章です。

この精神は「こども」だけを対象に
しているのではありません。
基本的人権として日本国民全員に与えられているものです
不当に人権が制限されていた戦前と理不尽なまでに
日本国民の命が奪われた「戦争」という間違った歴史の
反省の上で日本国民に与えられたものです。

世界中でこどもが泣いています。腹をすかしています。
おびえています。ゆっくりと寝ていられません。

このことは「ひとごと」ですか?
あと数十年すれば我が日本でもこんな状況が
再び、、再びです。現実化しているかもしれないのです。

絶対にあってならないことです。
こどもが守られることは大人がまもられることであり
ひいては老人がまもられることです。

私達は「平和」を維持しなければなりません。
「平和」を伝えなくてはなりません。
「平和」を維持し続けることがこどもを守る
最大の武器だと信じています。

越後ojijiはOJIJIです（笑）
戦争を知らない世代です。
日本国憲法や各種法律そしてこの児童憲章に守られて
生きてきた世代です。最も平和を享受してきた世代です。
私のようなノーテンキな瘋癲老人を
「へいわボケしている」という輩も多い事と思います。
罵られても、バカにされても・・・・
後世の子供たちにに「絶対平和」を残したいのです。

平和でない状況や平和を維持できない社会を目指そうと
している勢力があります。
「平和の為に武装化するのだ」
「他国が日本を脅かしている」
「近隣他国が脅威になっている」
色々と理由があるでしょう。
そういう政治勢力が強くなっています。
そして数の力でそういう社会に
逆戻りさせようとしています。看過できません。

もし、日本が戦争状態になったらどうしますか?
私は逃げます。私と同じ弱い立場の人々と逃げます。
逃げおおせるところまで逃げます。

今、日本を守るために武装しようとしている人達は
どうでしょう?　きっとこの人達は逃げないでしょう。
ホントにそうでしょうか?　
権力があり、武装組織(軍隊など)を動かすことのできる
特権階級の人達はこんな時には我先に逃げると思います。
私は今、昔に戻ろうと議論したり
世論を喚起しようとしている人達が真っ先に武器を持ち
侵略者と戦うと期待しています。そして何の力もない
私達をまもってくれると信じたいです。
でも、きっと結果は違うでしょう。将来の子供や孫達が
死んでいくのを平気で見ていることでしょう。

追い詰められたOJIJIはこう考えます。
もし侵略されたら、逃げます。
逃げられるところまで逃げます。
それでも最も弱い立場の人々が危険な目に遭いそうなら
武器を手にします。
手にしたこともない、触ったこともない武器を・・・
無力の子供や女性や老人を背にして
自らは「盾」になります。それでも襲ってくる敵があれば
「ひきがね」を引くと思います。

平和を維持するためには「覚悟」が必要なのです。
あらそっても戦っても残るのは「悲しみ」だけです。

今、日本で世界で生きている子供達は未来を作る存在です
この世の宝です。

こどもの日は平和の日。
そんなことを願っています。

画像は新潟市内の認定こども園の園庭です。









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