2023年10月24日


今年の新潟梨の収穫はほぼ終えました。

まだ木になっているのは「ルレクチェ」と「新興」の二品種位です。

今年も梨は春の「花の時期」から夏の「実の成長期」などを観察しつづけました。
春に白い花が咲き、初夏に梨の実の赤ちゃんに出逢い、
夏の陽をいっぱい浴びて成長し続けるこの果物が大好きなのです。

しかし、今年は少し様子が変でした。
そうです。今夏の「猛暑」と「少雨」です。
成長して実に糖分を蓄える時期に異常気候の「害」にあってしまったのです。

結果として秋の出荷段階で大きな損傷になってしまいました。
色々な品種で実の稔り方が悪かったり、樹上で腐ってしまうものも出たそうです。

特に「新高(にいたか)」と言う品種は打撃が大きかったそうです。
この梨は新潟の梨と高知県の梨を掛け合わせて開発された梨です。
甘みが強く、シャリシャリした食感は「日本梨ををたべているなぁ」としみじみ思わせる「和梨」です。
また実が大きく見栄えがします。大きなものは1㎏に成長します。
しかし、今年の異常気候で「新高」は大被害にあってしまったのです。残念です。
勿論「新高」ばかりではなく、他の品種でも被害が出ています。
越後ojijiにとってはとても残念なことです。

新潟の梨(新潟市江南区で撮影、品種はわかりません)
梨

商品にならなかったり、品質の劣ったものは捨てられます。
毎年この光景を見てこころが痛みます。
そして今年は特に新潟を代表する品種である「新高」がこのように捨てられたのかと思うと・・・・
梨

梨園のいたるところでこんなみじめな様子に出会います。
梨

新潟を代表する果樹である「梨」。
栽培農家の方々も心を痛めていることでしょう。。。。
それにしても近郷の果樹農家さんを巡って思うのですが、
収穫したり選別したりしている方々はほとんどが「高齢者」です。
70代以上の方々が主でしょう。
今後の後継者問題はどうなるのでしょうね。

ただ越後ojijiとしては早くも来春の「真っ白な梨の花」を見るのが楽しみです\(^o^)/

えちごおやじ越後OYAJI越後おやじ越後親爺エチゴオヤジECHIGO OYAJIえちごOYAJI 



Posted by 越後OYAJI at 10:25│Comments(0)
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