2021年04月27日

進化していますね(^o^)


回転すし。
超進化していますね。
最近、越後ojijiはすっかりはまっています。

回転すしが出現したころは「早い・安い・まずい」でした。
まずい理由。
それは寿司を握っていたのではなく、
寿司ごはんを成型機で作って寿司ネタを乗せただけのもので、
寿司という食べ物の技術を否定したようなものだったからです。
寿司飯もまずい。わさびもまずい。冷凍技術は進んでいたのですが、
回転寿司業界の技術が劣っていてネタをまずくしていました。
安いのだから何でも良いだろう。という不遜な姿勢を感じ取れました。
それで一時は客離れが進みました。

しかし、近年の回転ずしが大人気なのは大きな理由があるように思います。
それはシャリ玉(すし飯)を作る成型機がずいぶんと進化しているからです。
まるで人間が握ったように進化しています。
それにネタを乗せるだけというスタイルに変化はないのですが、
各チェーンとも色々技術革新に取り組み、少しでも本物?に近づけようと努力しました。
冷凍解凍技術も進みました。またコールドチェーンの進化でチルドネタも品質がよくなりました。
それで、そこそこ食べることができるものになったのです。
一般庶民にとってはとても嬉しい技術進化です。
業界も研究を重ねたのでしょう。
多くの人々に人気がある。というのはそれなりに理由のあることなのです。

越後ojijiは最近この回る寿司にはまって新潟にある大手チェーンを食べ歩いています。

『はま寿司』 このチェーン店は平日一皿90円(税抜き)です。


『魚べい』 このチェーンの特徴は寿司が回っていず、注文方式です。




『スシロー』 回転すし人気ランキングではダントツ1位のチェーンです。新潟市内には3店舗です。






『くら寿司』 新潟市内に2店舗です。





これは焼肉・寿司食べ放題の店『すたみな太郎』の寿司です。
これも機械で作っているのですがそこそこ美味く食べられます。


新潟の最高級寿司です。
もちろん一流の寿司職人さんが「握った」ものです。
寿司ネタも最高です。技術も超一流です。お店のサービスも最高です。
絶対に美味い新潟自慢のお寿司です。

※この画像はインターネット上の画像を使いました。

回る寿司が台頭し本格的な寿司店がどんどん廃業しています。
悲しい現実です。
美味しさは回る寿司と回らない寿司の差がほとんどなくなっています。
そうすれば、価格の安い方に靡いていくのは経済学の法則通りです。

私が知っている正統派の寿司店がこの2~3年でどんどん閉店しました。
新潟市内にはちゃんと「握る寿司店」を探さなくてはならないほど減ってしまいました。
何が原因なのかは業界がしっかりと分析するべきです。
新潟の食文化を守るという意味でも大切なことです。

握り寿司を発明したのは江戸時代の人で「与兵衛」という人だとされています。
今でいう握り寿司を「早寿司」として商品化した人とされています。
昔の寿司は「なれ寿司」で炊いたごはんに塩漬けした魚を漬け込んで「発酵」させたものでした。
それは食べるまでに数か月から数年かかるものでした。
しかし、与兵衛さんは炊いた飯に「酢」を加えて簡単酢めしを作り、
そこに生魚をのせたものを発明したのです。
当時としては「なれ寿司もどき」だったのでしょうが、江戸では濃い口しょうゆの普及と相まって
とんでもない人気料理になりました。屋台で提供していたのでファストフードでもありました。
さらにワサビを使ったり、生姜を使ったりと色々と工夫を加えて
食べやすく、食べて安全な食品に仕上げだのです。
元々の与兵衛さんが作った頃の「早寿司=握り寿司」は
おにぎりに生魚をのせた程度のものだったでしょう。
発明されたころの回る寿司程度だったことでしょう。
ですから回る寿司は日本の食発明の最高位にある
「にぎり寿司」の原点だったのかもしれませんね(^o^)
現在の回る寿司は「おにぎり寿司」から進化して「握り寿司」に近づいています。
越後ojijiがはまる理由です。!(^^)!

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Posted by 越後OYAJI at 13:18Comments(0)