2013年08月27日

まぐろ資源減少


本マグロの資源量が極端に減っているそうです。
水産庁は未成魚(3歳以下)の漁獲を減らすように検討しているようです。

まぐろ資源減少

本マグロの3歳以下の未成魚を「めじまぐろ」と言います。
佐渡沖は「日本海まぐろロード」です。5月頃から「夏マグロ漁」が盛んに行われます。
特に5月~7月頃に水揚げされる「めじまぐろ」は料亭などでも大切な食材になります。
夏の「めじまぐろ」はさっぱりして身の色の変化が少なく美しさとおいしさを追求する料亭では
欠かせない食材なのです。
今後は資源保護のためにこの大切な食材が魚屋の店頭に並ぶことはなくなるかもしれません。

基本的には北太平洋海域の本まぐろに適用されるようですが「沿岸海域」でも資源の減少は
深刻なので同じことだと思います。日本は15%の量の削減を提案するそうですが、米国などは25%以上の漁獲削減を提案してくるようです。

日本食が世界で重宝されています。健康面を考えてもバランスを考えても日本食は理想的です。
その中で「まぐろ」はなくてはならない食材です。世界中の人が食べるようになり資源が減っているのです。何も日本だけの責任では無いのです。世界中の食に関わる人々が真剣に考えるべき問題だと思います。

時に「くじら」に関しては各国の環境保護団体が「鯨漁をやめろ」と違法な手段を使ったり、国際裁判に訴えたりしています。IWCで許容されている「調査捕鯨」でさえやめろと言っています。

今回のまぐろに関してああいう団体はどういう行動にでるのでしょうね?
きっと何もしないと思います。何故なら彼らの行動は「環境保護活動」でもなんでもないからです。
早い話が「営利活動」なのです。「捕鯨」の問題を環境保護活動などというと世界中のお金持ちが「鯨を食べるな」「鯨がかわいそう」などと言って「多額の寄付金」を与えるのです。職業的活動家である彼らは「鯨」のこととなどはどうでもよいのです。「お金にさえなれば、何でもする」のが職業的活動家なのです。

日本の食文化、新潟の食文化を守るために沢山の方が知恵を出し続けなければなりません。

まぐろ資源減少

まぐろ資源を守るために、今すこし小さな「まぐろ」を漁獲せず食べないというのは大賛成です。

※写真は新潟市東区空港通りにある料理屋さんの看板です。




Posted by 越後OYAJI at 00:34│Comments(0)
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