2021年03月02日

まかない丼


まかない丼です。
飲食店でサービス丼として「まかない丼」というものがメニューに載っていることがあります。
"まかない"とは飲食店などで従業員用として用意される食事のことです。
昔の調理師見習はそこの"まかまい"を練習することにより本番の調理を学ぶきっかけにしたものです。
「まかない料理」の方がそこのグランドメニューより美味しいものがある。
などと言われ「まかないメニュー」が表に出てくるようになりました。これは最近のことです。
きちっとした店では「まかない」などを表に出すような「はしたないことはできない」
というのが普通の考え方でした。
それをマスコミが面白がって表に出したのが「賄い食」が注目されるきっかけでした。

まかない丼とは大概、鮮魚系の食品を扱う飲食店で「刺身の"手くず"=刺身などの端切れ」を
使って作る丼ものを指します。ごはんは「白飯」の時もあれば「すし飯」の時もあります。

商品として売っている「まかない丼」です。

すごく豪華な内容の「まかない丼」です。
刺身の手くずが醤油づけになっています。ご飯は白飯です。
まかない丼
定食としての内容も立派です。小鉢は「あん肝」です。味噌汁もついて900円です。
まかない丼

こちらは「かじき刺身」を使ったまかない丼です。500円です。
まかない丼

これは「持ち帰り寿司専門店」の「まかない丼」です。
この商品には「品位」を感じません。買い手の消費者への「敬意」を感じません。
これを販売している経営者の姿勢なのでしょう。
どうせ安く売ってやるのだから、端材を使った商品なのだから、こんなもんでいいだろう。
そう感じてしまう商品です。越後ojijiははじめてこのお店を利用して買いました。
そのはじめての老人に「二度とこの店の商品は買わない」と思わせるものでした。500円でした。
まかない丼

さて最後にまかない丼とは全然違うものの話です。
とあるスーパーの商品の話です。
お刺身売り場に「海鮮サラダ」という商品がありました。
透明なプラスチックトレイに入ったレタスやキュウリなどの新鮮野菜にお刺身が乗っているものです。
しかし、、、そのあるスーパーの商品は野菜の上に「刺身の手くず」を乗せて売っているのです。
それを見て越後ojijiはがっかりしました。
そのお店は老舗スーパーマーケットです。昔は新潟一を誇ったスーパーチェーンです。
間違ってもお客様に「刺身の手くず」を使ったようなはしたない商品を
販売するようなところではありませんでした。
いくら時代が変わって「もったいない」が叫ばれる時代になったとしても
「商道徳」=「商いの道」というものは生きていると思います。
もったいない精神で商品にならないものを商品に変えて売る。
というのとは程遠いものだと思っています。
これもこの会社の経営者の姿勢を問いたいと思います。
※写真はイメージです。本文とは何の関係もありません。ネット上の画像を使用しました。
まかない丼

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Posted by 越後OYAJI at 16:27│Comments(0)
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