2022年08月10日

夏は茄子漬


新潟の夏の食卓の「必須アイテム」は「枝豆と茄子漬」です。

新潟県民・新潟市民は野菜を沢山食べます。
総務省の家計支出調査では新潟市は野菜類の支出金額は常に1位です。
多少の変動があっても上位の常連であることは間違いありません。
茄子・トマトの類、枝豆に代表される「さや豆」などの支出額はとても多いのです。
金額が多いと同時に消費量もハンパではありません。
消費量も全国トップです。
どの家庭でも真夏の夕食の食卓には「茄子漬」と「枝豆」がある。
といっても過言ではないのです。

新潟の茄子はとても美味しいです。
越後ojijiの漬けた「茄子漬」です。


食卓に出すときは「氷水」に入れて出します。


今回使った茄子は朝のとれたて。という訳にいかなかったので十分な色が出ていません。

本来の漬け方を紹介します。
とれたての新鮮な茄子に食塩と焼きミョウバンを加えて、さらに極、少量の水を加えて
もみこみます。きれいな茄子紺の色が出てくるまでもみこみます。
それをジッパー付きの保存袋に入れて、しっかりと空気を抜きます。
袋の上からさらにもみこんで、空気を抜きます。これを冷蔵庫に入れておけば
朝つければ夕飯時には美味しい「浅漬け」になっています。
塩加減はお好みで。

今回使った茄子は「巾着茄子」です。新潟では「十全茄子」と言います。
さらに新潟では茄子漬に向いている茄子として「水ナス」もあります。
小さな水ナスを新潟では「えんぴつ茄子」といいますがどうしても新潟人は
訛ってしまうことがあり「えんぴつ」が「いんぴつ」になります。
つまり新潟の「えんぴつ茄子」は「いんぴつ茄子」になってしまうのです(;^ω^)

本日は8月10日。新潟では15日まで「お盆」です。
多くの家庭で「茄子漬」が食べられるでしょう。

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Posted by 越後OYAJI at 13:54Comments(0)