2016年04月26日

何かと話題の連節バスと新バスシステム


ちょっと落ち着いた感がありますが、新潟市の新交通システムです。
連節バスを導入して高速輸送システム(BRT=BUS RAPID TRANJIT)を導入しようとしたのですが
始まった時点で躓き、大きな問題になりました。

市民有志が「もう一度立ち止まって考え直そう、市民の生の声で改善しよう」
ということでこの新システムに関する「住民投票」を市と市議会に提議しました。
その条例を作って市民目線でもう一度考えようとしたのです。
新潟市民の有権者のうち約6万人の方々が署名し新潟市に対して住民投票条例の制定をもとめました。

しかし、篠田新潟市長は「何を今更、市民の声を聞かなきゃなんないのだ。
この問題はすでに20年かけて議論してきたことだ」という意見をつけて議会に諮りました。
議会はすでに新交通システムを導入する。ということで動いてきたのでそれに縛られて
市民目線を忘れて、住民投票条例案を否決しました。3月18日のことです。

その後、新潟交通は直通便などを増やしました。
という"新しいバスダイヤ"を作り春の改訂をしました。

なぁ~に"バカ"こいてるのだろうねぇぇぇ。。。新潟交通という会社は。

利用者が困ってしまうシステムをつくっておいて、批判されたら元に戻したのを(それも極一部だけ!!)
利用者の皆様の声を新ダイヤに反映させました。とのたまったのです。ば~~か。交通。

新潟交通㈱という会社はこういう会社なのです。
新潟交通という会社があってそれを存続させるのが経営だと思っているのです。
利用者などは金(利用料金)だけをもってくれば「バスに乗せてやる」という態度なのです。
それが新潟交通㈱という会社の実態なのです。

自力で経営しようというなど気は毛頭ないのです。
今までも国からの補助金が会社収入の大半だったと聞いています。
補助金をもらわなければ経営できないような"情けない会社"なのです。

今回のBRT導入とは一体何なのか? という問いに明確に答えたのが
越智敏夫 新潟国際情報大学教授の指摘です。新潟日報に載っていました。
教授いわく「今回の新潟市と新潟交通との関係は新潟交通㈱の救済だった」という指摘です。

その通りだと思います。連節バスは一台4000万円もするのですが、買ったのは新潟市です。
つまり新潟市民の税金です。そして、それを借りて使っているのは新潟交通㈱です。

新潟交通㈱救済のために大金の税金を投入したのです。
それも篠田新潟市長が「旗振り役」になって。。。。

篠田氏は新潟交通㈱からいったい何をもらったのでしょうね?

市民活動。市民運動家であった篠田氏を新潟市民は市長として歓迎しまたした。
初めての篠田選挙では一般市民がボランティアとして市民目線で選挙を支えました。
市民有志が手弁当で参加型の選挙をしました。

対する候補は元新潟市幹部でした。新潟市の上下水道事業に色々な権限を持っていた方でした。
選挙態勢も万全でした。共産党以外の全ての政党の推薦。
新潟市内の各経済団体、労働団体、農業関係、各種団体の推薦をうけて
これ以上は無いという盤石の選挙体制でした。

選挙結果は篠田氏の圧勝でした。
新潟市民は欣喜雀躍しました。
やっと市民目線の市民の市長が誕生したのですから。。。

あれから幾星霜。2期目の5年目くらいから篠田氏は「新潟市民の代表」ではなくなりました。
そりゃ、そうですよ。周りは役人ばかりで全て「イエスマン」。優秀な役人様たちです。
市長になれば特別な待遇で全ての采配ができます。
市長に耳打ちするのは「役人の役人による役人の為の行政」です。
市長にとって「耳に聞こえが良い話」ばかりです。客観的に自分を見返すことなど篠田氏には
できませんでした。そんなことで2期目が過ぎ、3期目の当選です。
この頃から完全に篠田氏はおかしくなってきました。判断がおかしくなっているのです。

あの市民を熱狂させて勝った選挙のことなどすでに過去の過去のことになっていました。
そんな中で推進されてきたのがBRTシステムです。
この時点で新潟交通㈱となにがあったのでしょうね?
げすな越後OYAJIは「げすな想像」をしてしまいました。
選挙で選ばれる人間としては誠に「げす」なことがあっのかな?なかったのかな?ってね。

いずれにしても新潟交通㈱救済のために税金を使って欲しくないです。
篠田氏も今回の色々な失敗を自らの不徳と認識して早期退陣を考えるべきです。
市長職は個人のものでは無いのです。
原点にかえれば、市長職は市民のものなのです。

こんなもの要らない。の代名詞になってしまった「連節バス」です。
何かと話題の連節バスと新バスシステム

何かと話題の連節バスと新バスシステム

愚かな人間は歴史に名前を残そうとします。
自分のやったことを自己肯定してそれを善とし、名前を残そうとするのです。
愚かなことだと思いませんか?

私が一番バカだと思うのは役所や役人の名前で出す表彰状や感謝状です。
これくらいバカなことは無い。上から目線で人にくれてやる。与えてやる。
こういうことが、一番「げす」なことです。

自らを大きく見せて、張りぼての自分の名前を残して何がうれしいのでしょう。
本当に素晴らしい生き方をした人は永遠に誰かの心に残るものです。
故人ですが私が尊敬してやまないあのお医者様のような方が。。。。。

田中角栄が再評価されています。たった30年で本当の姿が見えてきたのです。
田中角栄は決して自分の利益を追求したりしなかった。
自分を鏡に写し、いつも他人のために活動してきた。
「他人の為」という言葉が最も似つかわしいのは田中角栄氏であろう。

越後OYAJIは名も無き雑草のような生き方をしてきました。
当然、何かに名前が残るようなことはありません。

そして人間何時召されるかわかりません。
その瞬間がきても「にこにこ」と微笑んでいる自分でありたいです。

私が亡くなった時に
「そういえば、あの人、最後にみた時ににこにこしていたね」と言ってもらえれば最高です。

バスシステムから、新潟交通㈱批判と市長批判になってしまいました。
さらに私の生き方論はこのブログをお読みの皆様は無視してください(笑)face10

えちごおやじ 越後OYAJI 越後おやじ 越後親爺 エチゴオヤジ ECHIGO OYAJI  えちごOYAJI 




 




Posted by 越後OYAJI at 08:20│Comments(2)
この記事へのコメント
はい。わかりました~。無視します(笑)
おお~。これだけ書けば疲れるでねえか、OYAJI~。
まだ1回しか乗ってないけど、乘りごごち(椅子の座りかげん)はよくはなかった。システム自体は将来的にはいいのではないかと思うけど、冬使えない連結バスはいかがなものかと思うけど。作ってしまったものは有効につかいましょ、だね。でも白山駅前からバスに乗れるのはいいよ。
Posted by わかばかんわかばかん at 2016年04月26日 16:08
たしかに書いてて疲れました。また腹も立ってきました。
行政を推進すると色々と批判されるのは当たり前です。
しかし、基本はそこで生きている人達の立場にたつことです。
それができていないので、こんな長文を書いてしまいました(#>o<#)
Posted by 越後OYAJI越後OYAJI at 2016年04月27日 15:28
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