2016年06月27日

クチナシ


クチナシの花が咲いています。

そばを通ると強い芳香が漂っています。

大好きな花です。face05

クチナシはアカネ科クチナシ属の常緑低木です。庭木として人気です。

実は「クチナシの実」で天然黄色の着色料です。芋きんとんなどの黄色はクチナシです。

さらにクチナシの実は日本薬局方の生薬であり、漢方薬でもあります。

クチナシの花言葉
「洗練」「優雅」「喜びを運ぶ」

クチナシの花
クチナシ

クチナシ

クチナシの花の香りには魅了されます。
クチナシと同様に芳香を放つ花に春先の「沈丁花」があります。

今、読んでいる小説に沈丁花の花が随所に出てきます。
遠藤周作著「ただいま浪人」という小説です。戦後20年位の東京が舞台の小説です。
色々な登場人物の心象や社会情勢、恋愛や家族の問題、さらにキリスト教信仰などを
オムニバス形式で巧みに展開している長編小説です。
遠藤周作という作家が大好きで、よく読んでいます。
この作品の時期が春先で沈丁花がよく出てきます。
タイトルの「ただいま浪人」というのは登場人物の一人が東大受験の浪人生で
その人生の端々から社会を睨視する人物像が描かれているのです。
丁度、越後OYAJIが浪人生活を送っていた頃と被るところがあり、同感できる作品です。

クチナシと沈丁花は香りの質が良く似ていて、甘い香りは心を癒してくれます。

えちごおやじ 越後OYAJI 越後おやじ 越後親爺 エチゴオヤジ ECHIGO OYAJI  えちごOYAJI 



Posted by 越後OYAJI at 20:59│Comments(4)
この記事へのコメント
OYAJIは浪人生活をしていたんですね。遠藤周作とか読むんですね。
Posted by わかばかんわかばかん at 2016年06月28日 16:56
はい、浪人生活をしていました(^o^)
作家・遠藤周作は私の人生に大きな影響を与えた人物です。
10代後半から読み続けています。この年になるまで繰り返し読んだ作品が
とれほどあるか。。。というほど好きな作家です。
遠藤周作が好きな理由は作家として、そして人間としての基本ができていたと思うからです。膨大な読書量。読み込みの深さ、それに伴う「表現力」の強さ。こんなに読みやすく、分かり易く、書けるというのは「読む力」があるからなのです。そして人としての基本である、他者との痛みの共有や自らを他に捧げる生き方を身につけていた人だからです。遠藤周作は若い頃から結核のなどの病気をされたので長生きできませんでしたが、多くの良い作品を残しました。
越後OYAJIは今、遠藤作品を「あめ玉をなめるように」にゆっくりとゆっくりと
味わいながら再読しているのです。遠藤周作のような書き方ができれば、このブログも読みやすく、おおくの方に共感していただけるのですが。。。。
筆力がありません(#>o<#)
Posted by 越後OYAJI越後OYAJI at 2016年06月29日 11:29
筆力はまあいいと思いますが・・・写真の腕だね。
スィーツが・・・もっとうまそうに写してくれ。写真をみて買って食べてみたいと思ったことはない。この間のゼリーみたいのは珍しかったので買ってみたいと思ったのです。
花はいいと思います。ポイントなので。
問題は大きな景色だな。・・・専門的な知識がないのでこれ以上書きようがないけど。青空は青く・・・わかった!漠然とうつしてないかい?青空にポイントを絞るとか・・・建物に絞るとか・・・。なんかそんな感じがするよ。(偉そうにごめんなさい)
Posted by わかばかんわかばかん at 2016年06月30日 14:44
写真は小学校の頃からの唯一の趣味です。そして自然の風景を撮影するのが
大好きなのですが、多分、私の脳が目で見た感覚と写真に収める感覚を同一視できないのだと思います。写真はつねに感動して撮っているのですが、それを
表現できないのです。専門家について学ばなければならないのかなぁ(^_^;)
Posted by 越後OYAJI越後OYAJI at 2016年07月01日 08:30
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