2019年10月27日
柿の実-2019
越後OJIJIは「柿」が大好きです。
あらゆる食べものの中でもトップクラスで好きな食べものです。
今年も柿の実が稔りました。嬉しいです。。。。
先の台風で新潟県の特産品である柿の実が大量に落果しました。
特に佐渡では特産品の「おけさ柿」の落果が多く、柿生産農家の経済に影響を与えています。
新潟の柿は渋柿です。商品にする為には農家が取り入れた後に選果場に持ち込み、
二酸化炭素で「脱渋」します。
二酸化炭素によって渋みの素であるタンニンを水に溶けないようにするのです。
タンニンはなくなるのではなく、人間の舌で感じられなくなるのです。
新潟の柿が持っている本来の甘味が全て出て、とても美味しく食べられるのです。
また「アルコール脱渋」という方法もあります。
柿の実のへたに焼酎をつけてビニール袋などで密封します。
4~5日で渋が抜けて食べられるようになります。
柿はへたで呼吸しています。アルコールをへたにつけてやり密封して呼吸困難にしてやり
アルコールが分解して二酸化炭素になるのを待つのです。
この二酸化炭素で「脱渋」されます。越後OJIJIはこの方法で渋抜きをして食べています。
柿の実は「成り年」と「不成り年」があるようです。
商品作物としての柿は手をかけているので大きさを揃えて出荷しますが
今年は自然の状態で・・いわばほったらかしでそこらにある柿の木の実は小さいです。
今年は「不成り年」なのでしょうか?
新潟弁では柿の渋抜きを「さわす」と言います。
渋抜きをした柿を「さわし柿」といいます。
なんとなく愉快な言葉です。
えちごおやじ 越後OYAJI 越後おやじ 越後親爺 エチゴオヤジ ECHIGO OYAJI えちごOYAJI
Posted by 越後OYAJI at 15:39│Comments(0)