2014年08月16日
終戦の日に思う-2014年8月15日
8月15日 今年で69回目の「終戦の日」をむかえました。
勿論、越後OYAJIは戦争を知らない世代です。
しかし、戦後一貫して行われてきた「平和教育」を享受してきました。
日本国憲法を守り、
世界の範たる平和国家として生きていこうという意思を教育として受けてきました。
とても大切なことと思います。
間違った戦争という犯罪を反省して、
平和国家として生きていこうというのが日本国憲法の精神です。
二度と戦争をしません。という誓いをしました。
また国権の発動として国の交戦権を放棄して
絶対に戦争のできない国にしたのです。
しかし、戦後の一時期にその平和憲法の解釈を一部変更しました。
それは「自衛権」までも放棄はしていない。という憲法解釈の変更でした。
そのうえで自衛隊ができました。
あくまでも「専守防衛」という考え方です。
それ故に昭和20年8月15日以降で
日本の武装組織が他国民を殺害したという例はありません。また、自衛隊員も1人として
他国軍から殺された人はいません
自衛権に関しては憲法違反では無い。ということが最高裁判決で確定しています。
つまり、自衛隊は合憲組織なのです。
しかし、歴代の内閣はこれ以上踏み込んで憲法解釈を変更しようとはしませんでした。
自衛隊の存在も解釈改憲でその後最高裁(日本では唯一の憲法裁判所)が合憲と判断したのです。
今回安倍内閣はさらに踏み込んで憲法解釈を変えました。
つまり、解釈の仕方によっては「戦争ができる国」へと大きく舵をきったのです。
平和を維持するために武力を誇示して相手に抑制を促すというのです。
武力の誇示とは日本よりもっと強い武力をもつ国と共同武力行使をすることです。
それを「集団的自衛権」というそうです。
仮想敵国を作って、自衛権という名目で武力を使う道を切り開いたのです。
現在の総理大臣は集団的自衛権を行使できるようになってますます日本は
平和国家として世界に認められると胸を張りました。
本当にそうでしょうか。相手が武器をもって脅してきたから、こちらはもっと強い武器をもつ
仲間と一緒になって相手に武力を誇示する。
これが平和の状態でしょうか?
過去に人類は何度も何度も同じ過ちを繰り返してきました。
それは、自国の利益と国民の生命・財産を守るのだ。という名目で
戦争を繰り返してきたことです。
現在行われている各地の紛争、戦争も同じ理由で行われています。
日本を絶対に戦争をすることのできる国にしてはいけません。
何かの間違いで他国から武力攻撃を受けた時にのみ「自衛権」の発動をすればよいのです。
それ以外に何かの理由(屁理屈)をつけて自衛隊を軍隊にしたり、海外派兵したり
旧日本軍のように治安出動したり、警察権と軍事力を混同するような活動・行動を
絶対にさせてはいけません。
安倍総理は前民主党政権を「間違った政治を行った間違った政権」と
見下しました。私は民主党の政治は失敗であったけれども「間違って」はいなかったと思います。
間違ってるのはむしろ、現在の安倍総理であると思います。
国民をどこに導こうとしているのでしょう。
安部政権の目玉である経済政策もそろそろ化けの皮のはがれてきました。
国民の多くが不安に思っていることを自分の哲学として国民に押しつけようとする
稚拙な態度ははたして国のリーダーとしてふさわしいのでしょうか?
国民の多くはそろそろ「安倍マジック」から開放され、真実に気がつく頃だと思います。
戦争などという愚かなことをして「人命」という尊い犠牲を払って現在の平和があるのです。
終戦の日に私達のこの平和は過去の尊い命の犠牲の上にあるのだと、
もう一度思い返したいものです。
日輪 日本国国旗の日の丸は日輪を表現しているとされています。
どの国とも武力による戦いをしないという不戦の誓いの象徴でもある日の丸
日輪も平和の象徴です。
えちごおやじ 越後OYAJI
Posted by 越後OYAJI at
19:49
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2014年08月16日
東西南北
東西南北を示しています。
新潟市中央区の統廃合された小学校の元校門の前にあります。
新潟市は国際都市です。
この標で東西南北、世界を俯瞰して欲しいという教育的目的で設置されたものと思います。
このブログをご覧の方にはこの小学校の卒業生もいらっしゃると思います。
さぞ懐かしいことと思います。
えちごおやじ 越後OYAJI
Posted by 越後OYAJI at
07:23
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2014年08月16日
牧草?
イネ科の雑草ですが、穂が美しいですね。
子供の頃に牧草の一部にこんな草があったような気がします。
えちごおやじ 越後OYAJI
Posted by 越後OYAJI at
07:21
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